コロケーション/ハウジングとハイパースケールデータセンターの違い
データセンターには、複数の企業がスペースを借りて共同利用する「コロケーション型」と、一社が大規模に専有する「ハイパースケール型」があります。
コロケーション(ハウジングとも呼ばれます)は、データセンター事業者が建物・電源・空調・通信回線などの設備を用意し、複数の企業がラック(サーバーを設置する棚)単位・区画単位でスペースを借りて、自社のサーバー機器を持ち込んで運用する形態です。自社でデータセンターを建設・運用するコストや手間をかけずに、高い信頼性を持つ設備を利用できることがメリットです。
一方、ハイパースケールデータセンターは、クラウド事業者(AWS、Google Cloud、Microsoft Azureなど)や大手IT企業が、自社サービス専用に建設・運用する大規模施設を指します。数万台規模のサーバーを収容できる巨大な建物や、複数棟からなるキャンパス型の施設として整備されることが多く、一般企業が個別にスペースを借りることは基本的にできません。
近年は生成AIの普及により、GPU(画像処理装置)を大量に搭載した「AIデータセンター」と呼ばれる施設の建設も急増しています。AI向けの計算処理は従来のサーバーより消費電力・発熱量が大きいため、電力の確保や冷却方式(空冷・水冷など)がこれまで以上に重要な設計要素になっています。
このサイトでは、コロケーション型・ハイパースケール型・AI専用型を問わず、公開情報から確認できる範囲でデータセンターの情報を掲載しています。
最終更新日: 2026-07-23